上棟式(ridgepole-raising ceremony)

皆様、こんにちは。
外装事業部の大久保です。
ゴールデンウィークは、いかがお過ごしでしたでしょうか?

GWの最終日ですが、某お客様の上棟式に出席させて頂きました。
上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式のことです。
最近では、上棟式が行なわれる事もめっきり減り、出席する機会がなかなか無かった為、久しぶりの上棟式でした。
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お餅を撒いたり、写真のように吹流しと破魔矢もある、本格的な上棟式でした。

吹流しの5色には、それぞれ意味があり、天地万物を組成している「木・火・土・金・水」の象徴的な5つの要素を色彩で表しいるそうです。
破魔矢は、鬼門に向け設置され、魔をはらい、幸運を射止めるという意味を持つそうです。

なんだか、歴史と伝統を感じます。
最高の建造物とは、最新の技術と素材、歴史と伝統が融合された時、生み出されるのかもしれませんね。
上棟式を英語で「ridgepole-raising ceremony」というそうですが、海外でも上棟式はあるようです。
文化は違えど、建物に感謝する気持ちは共通なんですね。

最新の技術と素材と言えば、一昨日~昨日にかけて、ニチハ様とオート化学様の工場を見学させて頂きました。
両メーカー様共、すばらしい設備でした。両メーカー様の多大なる御協力に感謝を致します。

ニチハ様の工場は福島県、オート化学様の工場は茨城県にあるのですが、
その道中には、震災で発生したであろう瓦礫が積んであったり、棟瓦が壊れたままになっている建物があちこちにあったりと、なまなましい現状がまだ残っておりました。
現状を目の当たりにして、何と表現したらいいのか分かりませんが、「まだまだこれからが復興なんだな」と改めて思い知らされた感じがします。

と言うわけで今週は、歴史と最新技術に触れ、そして現実に直面させられた、濃厚な1週間でございました。
今日は、この辺で失礼したいと思います。
皆様、良い週末を!

外装事業部 大久保

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