皆さんこんばんは、チームアイネックス・営業企画室の天野です。
夏の暑さがようやく落ち着いたと思った途端に台風18号の襲来。
明日は関東周辺も土砂降り警報らしく、雨が天敵の外装工事屋さんとしては涙に濡れる今日この頃です。
さて。
最近は様々なご縁で建材メーカーさんの工場見学に行かせていただくことが多いのですが、
先日の渡邊さんのブログでもありましたTOTOさんの千葉工場。私も同行させていただきました。
見学の感想自体は(内容が被ってしまいますので)そちらの記事に譲るとして、
厚木から千葉県の茂原方面へ抜けるのに通った東京湾アクアライン。
川崎から長いトンネルを抜けて、人工島「海ほたるパーキングエリア」に着くのは御周知の通り。
休憩中に自分が来た道を振り返ってふと思うのは、
よくよく考えたら(よくよく考えなくても)ここまで走ってきたトンネルって「海底トンネル」なんですね。
我々アイネックスは主に戸建の工事を扱う会社であって、ジャンルは建設。
トンネルだ道路だというのは土木の領域で、広義の意味では同じ建設の世界なんでしょうが、
個人的な感覚では「限りなく近所の赤の他人」のような距離感です。
だもので、このトンネルを「どうやって」掘ったのかなんてのは全く露とも知らず、
ただただ不思議に思うだけでしたが、件の海ほたるで一つの答えが転がっていました。
どん!(効果音)
全長14.14mの超巨大カッターフェイス(復元版)。
下部に写ってらっしゃる人影は、大きさ対比用にフレームに入っていただいたリニュの岩崎さん。
なるほどこりゃデカい。
コイツがアクアラインの海底を削ぎ落としたニクいアンチクショウというワケです。
回転るんですか。このデカいのが。
回転るんですよ。このデカいのが。
山に穴開けてトンネル造るのもワタシ的には十二分に謎技術ですが、
海底にこんな巨大な刃をギャリギャリ回して掘り進めるのもオーパーツ認定な技術です。
人間の知恵と発想というものに限界は無いのでしょうか。
建築・土木の歴史とは、げに深く恐ろしきものなりと感嘆した一幕でございました。
営業企画室 天野