皆さんこんばんは、チームアイネックス・営業企画室の天野です。
今日は久しぶりに太陽光のお話なんかを。
ここ数年で飛躍的にシェアが伸びてる太陽光発電。
私達も屋根屋という仕事をしている以上、様々なカタチで太陽光のお仕事の話があります。
屋根屋さんから見た太陽光のホンネについては、弊社HPの
特集記事(http://www.in-ex.co.jp/special/index.html)を御覧頂ければと思いますが、
新築にせよ既築にせよ、屋根に何かを載せる以上はその相性を考えなければいけません。
地震の影響もあって、特に日本の屋根は“重量”を重視する傾向にあります。
昔ながらの陶器瓦を新築でなかなか見かけなくなったのも、主には重量の問題が大きいから
ではないでしょうか。
そんな事情も考えれば、太陽光パネルだって軽いに越したことはありません。
とは言えパネルの構造や材質の問題から、極端に軽量化させるのも難しいのが実情です。
つまり。
「パネルが無理なら、留め付ける部材を軽くすればいいじゃない」(アントワネット風に)
ということなのです。
画像はパナソニックさんの太陽光・HITで採用されている“野地ピタ工法”。
(施工しているのはお馴染み三橋隊長です)
他社さんで言うところの“屋根一体型”とはちょっと趣旨が異なりますが、
本来屋根材が乗っかるところに金属の板を敷き、その上にパネルを接合させる工法です。
これなら(屋根材が不要になるので)重量も軽くなり、見た目もスッキリ!
(完成写真が無くてスミマセン…)
唯一の弱点(というか難点)なのは、屋根の下地の部分から手を入れる工法になるので、
既存の住宅よりどうしても新築向きになってしまう、ということでしょうか。
とは言え、太陽光の施工自体「屋根がしっかりした状態になっている」のがそもそもの
施工条件になっているので、もし屋根自体が傷んでいれば定期メンテナンスと同時に
野地ピタ+太陽光を施工してしまうのがオススメです。
屋根はとにかく、雨漏り等の不具合が起きると家にとって致命的な事態になりかねない
箇所です。
是非とも年に一回くらいは屋根裏を覗いて、少しでもおかしいな?と感じたらお近くの
屋根屋さんにお声掛け下さい!