硬質発泡ウレタンと霧の街

こんにちは。チームアイネックスの加藤です。

本日は硬質発泡ウレタンの吹付の話をします。
硬質発泡ウレタンとは、普段、我々アイネックス断熱チームが使用している白いウレタンではなく、ピンク色または緑色のウレタンです。
主にRC造などに吹付をする材料となります。

いつもの白いウレタンは所謂「100倍発泡」と呼ばれる材料でその名の通り、体積が100倍近くまで発泡します。
それに比べ、硬質発泡ウレタンは「30倍発泡」と呼ばれ、100倍発泡と比べあまり発泡しません。
そして、100倍発泡と比べると必要厚みも薄いため(つまりは100倍発泡と比べ断熱性能が高いため。)、上手く厚みをコントロールしてしまえばあまり削りがいりません。
しかし、削り作業が少ないとはいえ、硬質の名は伊達ではなく100倍発泡の材料と比べると、とても硬く削り作業に時間が掛ってしまいます。

とても硬い材料ですが、硬さに負けず100倍発泡と同じスピード削りことを目指して削りまくってやりたいと思っています。

ちょっとだけ話が変わりますが、本日は静岡県某所で30倍発泡の現場に行きました。
養生やウレタンが充填しにくい施工箇所にグラスウールと入れたりしていると、突然、現場の視界が悪くなりました。
最初は風によって埃などが舞い上がっているのだろうと思っていたのですが、外を見てみると原因が判りました。

現場の視界を悪くした原因は「霧」でした。
霧が発生し、それが風に乗って現場に流れ込んでいたのです。正体が判ってしまうとなんとなく幻想的な気分になってしまうから不思議なものです。
そんな現場の外の写真を撮ってみました。
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何故かこの街に出かけるといつも霧に遭遇するので私の中で「霧の街」という印象を持っています。
霧に遭遇したら、幻想的な光景にも出会えたりしますが、車の運転には特に注意ですね!

それではまた次回更新まで失礼致します。

エコマテリアル事業部 加藤

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