おいでよ太陽光の森

皆さんこんばんは、チームアイネックス・営業企画室の天野です。

2月も中盤戦に差し掛かり、私たち建築に携わる会社にとっては何処もかしこも(比較的)大忙しの
時期になって参りました。
あっちに外壁職人さんが足りない、こっちに屋根職人さんが足りない etc…
外装屋さんにとっては毎年お馴染み(でも深刻)な悩みですが、こと今年に至ってはいつものそれに
加えて、ある特定の職人さんも足りてないようです。
それはアレ、 『太陽光職人さん』

いつぞや御説明しました国の産業用太陽光政策。メガとかギガとかテラ的な話のアレです。
3月いっぱいで今年度の補助政策が一旦終了することもあり、各地でこぞって最後の駆け込み工事に
走っている様子。
そのせいで巷では太陽光職人さんがパンク状態に陥っているとかいないとか。

そんな最中、『お客様に提案するなら、まず自分たちでやってみないことには良さも伝えられない』
ということから当社アイネックス屋上に産業用の太陽光を付けてみよう、なんて話が持ち上がり…
昨年夏頃の計画開始から早半年、紆余曲折を経てアイネックス本社太陽光工事が始まりました!

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どーん。(効果音

まず青コーナーから暁を背に現れたるは、パネル他部材を屋上まで吊り上げるニクいアンチクショウ、
大型レッカー車さん。2F建てのクセに3~4F相当の高さがあるアイネックス屋上、彼がいなければ
百枚以上のパネルを人力で上まで運ばなければなりません。天下の佐川男子でも御免被る所業です。

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本気を出した彼。何か巨大なロボット蜘蛛みたいですね。(フレームアウトしています
まさかアイネックス駐車場の半分近くを占有してしまうとは予想外でした。
近所の方も一体何をやってるんだと首を傾げたことでしょう。御迷惑をお掛けしました。orz

そして今回の目玉。太陽光の架台。
本工事で最も難しい課題とされたのは、『陸屋根に太陽光パネルを設置するにはどうしたら良いのか』
という点でした。
セオリー通りにやるのであれば、陸屋根防水の上にコンクリートを流して基礎を打ち、そこに脚を立て、
太陽光パネルを載せるための架台を支えさせる…という手段なのですが、高所でコンクリを打つのは
それなりに面倒で工事も大変なのは私たちも経験上知っています。
加えて太陽光パネルは各メーカー専用の架台を用意していることが殆どで、各メーカー基準の工法で
施工の是非を左右されてしまうのもまたネック。

様々な思考錯誤の中、私たちが最終的に選んだ答えがコレでした!
架台:コンクリ不要のマグネット式架台  パネル:好きなの(今回はもちろんパナソニックHIT)

・栄住産業さんのマグソーラー
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   ①何の変哲もない鉄板に…
mag02
   ②超強力磁石付きの脚(コレが他社で言う太陽光の架台になります)を近付けると…
mag03
   ③ばちこーん!と凄い音を出して鉄板と密着します。

特定の方向に相当な力を入れて倒さない限り、たとえ台風が直撃しても外れないくらいに固く密着
しています。(人力で外すのもコツが必要
モノが磁石なため、施工が簡単&方角も自由に変えられ、尚且つパネルを選ばないという大変有難い
製品仕様。今回23.76kW分のパネルを使用しましたが、使える面積全てにパネルを敷き詰めることが
できたのもマグソーラーならではの利点だと思います。

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※敷き詰められていく様子

面積一杯、敷き詰めて完成!

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稼働開始は今月末になりますが、工事自体は本日終了です。
お近くを通られた際には是非一度アイネックス屋上を御覧下さいませ!圧巻ですよ!

営業企画室 天野

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