犯人はこの中にいる!

じっちゃんの名にはかけません。(挨拶)

皆さんこんにちは、チームアイネックス・管理部の天野です。

先日の台風。
新築もリフォームも毎日てんやわんやなくらいには、各所で被害が大きかったようです。
今回のセミナーはトレンド先行で「屋根特化」としました。
屋根板金だー屋根瓦だー、はてまた野地板から吹っ飛んだ現場も道すがらあったと言うのだから驚きです。
ご自宅でリアルプラネタリウムですよ。
言葉面だけ聞くと面白そうですが、住んでる方にしてみればたまったものではありません。

セミナー用に、と鈴木部長からお裾分けいただいた現場写真の中で、とりわけ印象的だった一枚。

家の何処の部分か分かります?
「軒天」と呼ばれる、屋根の飛び出ている部分(軒先)の天側に付ける部材。
これがスコーンと抜け落ちて、中が露出している状態です。

通常、風に煽られて飛ぶ部材は、↑方向(上方)へ外れるものが大半ですが、
軒天は↓方向(下方)に外れるべきものなので、
この惨状をもたらした犯人は一体誰なのか、一考の余地があるでしょう。

板金さん「軒天さんが殺されるなんて…。一体誰がこんな酷いことを…」
屋根さん「雨漏さん…。アンタ、軒天さんとはよく喧嘩してたよな。
     普段の恨みつらみが爆発して、発作的に……なんて充分あるんじゃない?」
雨漏さん「ち、違う!僕はやってない!
     そんなこと言うなら経年劣化さんの方が、よっぽど怪しいじゃないか!」
経年さん「私も違うわよ!そりゃあ、真っ先に疑われるのはしょうがないけど…
     でも今回は築年数も浅い!私にはアリバイがあるわ!」
台風さん「そんなこと言って、裏で毒でも盛ってたんじゃないか?
     ジワジワと苦しめるのはいつものアンタのやり口だろ?」
経年さん「何よ!軒天さんと最後に会った貴方こそ、一番怪しいじゃない!」
台風さん「ハッ!俺は確かに建材クラッシャーと巷で呼ばれちゃいるが、
     上に吹き上げるしかできない俺が、
     どうやって軒天さんを下に落っことせるってんだよ。
     俺にアイツを殺すことは不可能。自然と容疑者からは外れるんだよ」

金田一君「いや、そうとも限らないぜ」

一  同「!?」

……何書いてんでしょうか私は。
懐かしさを感じた方はもれなく同年代です。コナン君より金田一君派ですね。

まぁ勿論推測の域は出ないのですが、犯人は台風さんでファイナルアンサー。
見ての通り、軒天内はちょっとした空洞になっているのですが、
ここの内部の気圧(通常)、台風発生時の外部の気圧(異常)との差で、
気圧の高い方から低い方へ押し上げる力が生じた結果、軒天材が外れたのでは?
…という見解でした。

なるほどよく分からん。こちとら文系なので理科は苦手なのだ。

深海魚を海上に無理矢理引き上げると、水圧の差で身体の内側から破裂する、
という理屈と同じなんだと思います。

てなワケで、真犯人はアンタだよ!台風さん!
そして経年劣化さん!お前も共犯だ!

真犯人に対して無闇矢鱈に口論する人は、序盤に殺される役か共犯の類。
金田一君を読み込む上での鉄則です。

管理部 天野

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