Color

皆さんこんばんは、チームアイネックス・営業企画室の天野です。

5月だと言うのにジメジメ蒸し暑い今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
「春眠暁を覚えず」などどこ吹く風か、暑かったり寒かったり、とても春とは思えない気候です。

さて、そんな季節だからこそ塗料の話題。

湿気が大敵&乾燥が重要な塗装工事は、やはり夏場が最も施工に向いている季節です。
逆に6月は少ない。雨ではそもそも施工ができませんから、当り前と言えばそうなのですが。

「そろそろ塗替え時期かしら」と塗料カタログを開き、
「あ、この色いいかも!」と思ったそこの奥さん!ちょっとお待ちください!
実際塗ってみると「何かイメージが違う・・・」が度々起こるのです。でも指定通りの色番号で塗っている。
何故そんなことが起きるのか? そう、「錯覚」しているからです。

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一例。
黒上に塗られた青と、白上に塗られた青。下段の小さい紫と右半分の大きな紫。
どちらも微妙に違うように見えて、実は同じ色なのです。

前者は色の対比による錯覚、後者は色の面積による錯覚です。
面積が広ければ広い程、同じ色でも明るく見える現象が起きるため、
「カタログの色」と「それを外壁に塗った色」が脳内で一致してくれません。

この手の錯覚は調べれば五万と出てきますので、興味のある方は是非ググってみてください。
何ヶ月か前にはTwitterやFacebookで「ドレスの色が何色に見えるか」が大流行りしたのは
記憶に新しいところです。ちなみに私は青金派でした。

ともあれ、そんな色に関するトラブルを最小限に抑えるためのツールがコレ、
「日本塗料工業会(日塗工)色見本帳」!

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色が沢山塗ってある短冊と侮るなかれ、この色は日本の建築塗料における共通言語。
メーカーの垣根を越えたスタンダードと呼ぶべき色番号なのです。
使い方はこの通り。

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「この壁の緑のような色で塗って欲しいわぁ」
そら来た!壁に当てる!探す!決定!
この間僅か30秒。写真で言えば上から4つ目の色番号がジャストミートでしょう。
で、この色を指定して塗料を注文すれば、概ね想定と同じ色になるワケです。

なるほどこれは便利。
この夏の外壁コーデで隣のお家とバッチリ差を付ける、
一家に一冊の必携アイテムですね!(なワケ無い)

営業企画室 天野

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