皆様こんにちは アイネックスの早川です。
以前ブログでも梅雨は嫌だ、という話を書きましたが今年は
梅雨でもあまり雨がふりません。ふらないどころか先週から
まるで8月の中旬ほどの気温です。そして今日もこの暑さ。
毎年この季節になると雨ふるな~と毎日のように祈っておりますが、
今年は本当にふりません。逆に農業に影響がないか心配です。
さて、題名にも書きましたが金属サイディングメーカーのIG工業さんがSFビレクトという外壁材を
販売開始されました。
写真は社員のブログにもありましたが、アイジーフェアというイベントの準備中です。
このデザインは一目瞭然、屋根の横葺き、平葺きをイメージしております。
以前から屋根材の横葺きを壁に、という施工は有りました。
しかし0.35mmの鋼板である金属屋根を歪なく壁に貼るのは困難でした。
金属ゆえ気温による伸び縮みもあるためです。
しかし、このビレクトは裏に硬質のウレタンが15mmついており、当然ながらガルスパンなど
他商品と同じ外壁材です。ゆえに限りなく歪まないのです。基本金属SDは折れ目を増やすことにより
表面を歪まなくさせ、強度を保ちます。ビレクトのように真ん中1箇所の折り目だけでこのフラット、
凄い技術です。ちなみにガルブライト、という完全フラットな商品もあります。
一番製造が簡単そうに見えて、実は一番難しい商品です。是非検索してみて下さい。
このビレクトのデザインは古くから日本では多く見かけます。元祖は木の羽目板貼りなどです。
防火の規制も有りますので、現在では窯業系のラップサイディングや、よろい調が主流です。
もちろん金属サイディングも防火の認定を受けております。
窯業や木と違った金属ならではの質感、お好きな方は多いのではないでしょうか。
軽量といったメリットもありますし、長尺品による継ぎ手なし、の施工も立地によりますが可能です。
外壁材の弱点である継ぎ目、シーリングを無くすことが可能になります。外壁に継ぎ目がない、
かなりのインパクトです。
最後になりますが、これからがビールが美味い、ではなく
これからが夏本番、(なのにもう本番のような陽気ですが)、夏バテせずに乗り切りましょう。
では次回更新まで失礼します。
アイネックス 専務取締役 早川 寛