こんにちは。チームアイネックスの渡邊です。

こちら、古い瓦の屋根ですね。
隙間から雑草が生えてきてしまっています。
そう簡単に葺き替え…とは行かず、国の重要文化財ですので、現状変更には文化庁長官の許可が必要になる建物です。
木木造の城はいいですね。
ほぞの組み方とかワクワクしますね。
家紋が入ったおしゃれな釘隠しも好きですが。
小さいころは天守にお殿様が住んでいるものだと思っていましたが、世の中には住む用ではない城も多く、ここもどう見ても人が住むスペースではありませんでした。とても狭い。
そして階段がとても急。
上りは良いですが（注意しないと脛をぶつける）、下りはみなさん、一段一段に腰掛けるように恐る恐る下りていました。
子供も泣き出すレベル。
観光客が一度に登り降りすると、城自体なのか階段なのかが、揺れてちょっと怖いです。

あと、城には詳しくないので、この部屋の四隅にある謎の窪みは何なのか謎のままでした。
蝋燭とか立てるんだろうか…。
石垣が非常に綺麗で、その石垣が物凄い高さのあるお城だったのですが、石垣はこういった、「どこの誰が石を納めたかマーク」みたいのを発見するのが楽しいので、今回は見つけられて良かったです。

天守は下から、駅からもよく見えますが、いわゆるイメージする「お城」というよりもシンボル的な意味合いの物見櫓の方がイメージが近い気がします。

ただ天守や門以外は、江戸時代に大改修したにも関わらず、明治時代に延焼したり解体されたりして残っていないのがちょっと残念です。
江戸時代の大改修のおかげか、石垣はとてもきれいでした。坂道が鬼でした。

渡邊