次世代 ガルバニウム鋼板

こんにちは、㈱アイネックス事業部統括の鈴木です

 

ここ数日、猛暑日が続き弊社スタッフブログも

アツイ・アツイと暑さの大安売りが続いております

「売り切れ」って無いんですかね

幕末の混乱時に活躍した大村益次郎という方が

「夏は‟あつい”ものです」と表情も変えず言ったそうです

何時かはこういう冷静沈着・泰然自若に見えて深謀遠慮に

物事を考えられるクールな理論派になりたいのですが…

今の所、真逆の所に立っている自分が、、、アー恨めしい。。。

 

話しは変わりまして、我々外装工事施工店としましては

この暑さの中でも元気に屋根の工事をさせて頂いております

そこで今回は屋根材の素材としても現在多く使われている

ガルバニウム鋼板の話しに少しだけお付合い下さい

 

私がこの業界に足を踏み入れた頃は未だカラー塗装鋼板(亜鉛鉄板)が

主流でした。ガルバニウム鋼板なんて最近出てきた物と思っていたら

発売される様になってから既に数十年も経っているとの事

時代と云うか、否が応でも年を感じてしまいます

何故急にガルバニウム鋼板の話しをしたくなったのかと言いますと

先日、当社で材料を買わさせて頂いている問屋さんが営業に来られた際

「ガルバニウム鋼板に変わる次世代商品がでたんですよっ!」と

それはそれは、意気揚々と言いますか ‟待ちに待った” という感じで

そして何故か少し威張った感を全面に出しながらその担当さんは‟熱く”

説明をしてくれました。

「この手の商材なんて」とか言ったら大変失礼なんですが、新しい商品なんてもう

出ないと勝手に思い込んでいましたが、技術屋さんと云うのは流石ですね

いろんな事を考えて次の事(商品)を送り出して来るものなんですね

そういう点は見習わないといけませんね

という事で、やっとその新商品様のご紹介です(前置き長くてスイマセン)

先ず現在のガルバリウム鋼板は、メーカーに依って成分が若干異なりますが

アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6% から出来ている

『アルミ合金めっき鋼板』という合金です。

今回新発売された商品は既存ガルバリウム鋼板へ、マグネシウムを2%添加

させて革新的な‟耐食性の向上”を実現した『次世代ガルバリウム鋼板』という

鋼板です

メーカー比ですが耐食制に関しては既存ガルバリウム鋼板の【3倍超】を

実現したそうです。(‟超”を付けた理由を聞き忘れました)

その名も  『エスジーエル』  日鉄住金鋼板さんで発売となりました。

ガルバリウム鋼板は略して言う場合 ‟GL鋼板” ⇒ ‟GL” と業界では言います

その浸透している‟GL(ジーエル)”の頭に「Superior(上質な)」

「Special(特別な)」「Super(超越した)」等、優れた特性を示す『S』を

付け『優れたガルバニウム鋼板』想起させる名称にしたそうです。

 

既存ガルバニウム鋼板との構造的な違いは、《ガルバリウム鋼板の高耐食性を支える

「三次元網目構造」を維持しながら、2%のマグネシウムを添加。亜鉛リッチ相

にマグネシウム濃化相が共存する構造になった事です》(んー良く解りません)

《マグネシウムは亜鉛リッチ相と共存しより緻密な亜鉛酸化被膜を作る効果を持ちます》

(。。。。。。!)

img-coating-42

 

既存ガルバリウム鋼板との差で云うと、マグネシウムが含まれた事に依り腐食が始まると

マグネシウムの効果により亜鉛の酸化被膜がより水に溶けにくい緻密な保護被膜となり

腐食を抑制する様にな仕組みになっていると云う事です

img-tech-42

要するに今より “耐食・腐食” のUPしたGL鋼板が出来ましたよ、と云う事です

 

カラ―鋼板に限らず、日々新しくて素晴らしい商品が発売されています

当社と致しましては良い商品をお客様へ分かり易く御説明・御提案し

御満足して頂く施工を心掛けて今後も進めさせて頂きます

 

                  事業部統括      鈴木典人

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