こんにちは。
チーム・アイネックスの上村です。
先日、マンションの改修工事の現場で硬質ウレタンフォームの吹付け現場がありました。
この現場はフルスケルトン状態でしたので大変作業がしやすかったです。
今回使用した30倍発泡の鉄筋コンクリート用の硬質ウレタンフォームは木造の100倍発泡と違い
断熱と云うよりも結露防止の目的で使用します。
鉄筋コンクリートで覆われた気密性の高い住宅では、冷暖房の普及によって室内の壁、天井、押入れ、
サッシ周りなどに結露が発生する問題が起こっています。
結露とは空気中の湿気が冷たい物体の表面で水滴となる現象で、外気が伝わった壁面などの表面で連続して
結露すると、シミやカビが発生しやすくなります。
この表面結露を防ぐためには、外気に接する部位に適切な断熱層を施工することが必要で、
RC用にウレタンフォームを用いた吹付け工法は他の断熱材より効果的に結露を防ぐことができます。
断熱層に継ぎ目がないため、成型断熱材と違い目地からの熱の侵入・放出を効果的に防ぐことができるのです。
・ビフォー
・アフター
エコマテリアル事業部 上村