お早い台風です

こんにちは。チームアイネックスの渡邊です。

例年は台風と言えば夏の暑さにくたびれた頃、と思っていましたが、
今年は暦の上ではまだ春、梅雨前だというのに、台風がやってきましたね。
関東に到着する頃には温帯低気圧になっていたようでしたが。

ところでよく
「台風は熱帯低気圧に変わり~」
もしくは
「台風は温帯低気圧に変わり~」
とニュースで聞きますが、この2つは似たような名称ですが、状態が異なります。

台風と熱帯低気圧の違いは、中心付近の最大風速が17.2 m/sかどうか、です。
(雨は関係ない)
簡単に言うと、風が強ければ台風で、風が弱くなると熱帯低気圧ですね。
呼び方が違うだけで、風が強くなりさえすればまた「台風」と呼ばれるようになります。
つまり「台風」は「風の強い熱帯低気圧」なんですね。

温帯低気圧は、熱帯低気圧が温かい空気だけでできているのに対して、温かい空気と冷たい空気に挟まれてできます。
台風があまり北上してしまうと、これになることもあるようです。
台風が温帯低気圧になると、もう台風になることはないそうです。

ということを早く来た台風を調べて知りました。

台風は日本では「台風○号」とその年の何番目にできた台風かで、番号で呼びますが、
2000年から各国の政府間組織である台風委員会が決めた名前がついているのはご存知でしょうか。
最近はニュースでも一緒に言われる機会が少しずつ増えてきたような気がします。
140種類あって、干支のように一周すると1番目に戻ります。
(参考:気象庁|台風の番号と名前

1507-001507-00この前やってきた台風6号は「ノウル(夕焼け)」で、現在南にいる台風7号は「ドルフィン(シロイルカ)」だそうです。

台風第7号(ドルフィン)経路図
(気象庁ホームページより)

こうして移動経過を、見ると予想通りに動いてることに気象予報科学の力を感じます。

今回は本州に直撃はしないで日本の横をなぞるように通るようですが、台風は油断していると外に出していたものが飛んで、ガラスを割るなどの可能性もありますで、みなさま今後もお気をつけ下さい。

総務部 渡邊

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