チームアイネックスの渡邊です。
先日、東京両国にある「江戸東京博物館」で開催中の「大 関ヶ原展」に行って参りました。
ちょっとした気持ちで行ったのですが、内容が物凄く豪華で驚きました。
それ一点だけでも旅行に行った先で目玉になるような展示物がたくさん。
そして人もたくさん。
お恥ずかしながら日本史にはやや疎いのですが、それでも楽しかったです。
歴史好き・戦国武将好きの方ならもっと楽しいかと。
関ヶ原戦陣図屏風が面白かったです。
こう言ってはなんですが、子どもの頃にやったウォーリーを探せを思い出すような。
私は具足(鎧・兜・甲冑)と日本刀が見られたらいいなーくらいで行ったのですが、他のものの展示も丁寧に解説がしてあったので、わかりやすかったです。
印象的だったのは、秀吉の部下で某遠征中に喧嘩した二人の武将が、仲直りの印にお互いのお気に入りの鎧兜の写しを送りあったというエピソード。
まあそれが片方は兜から大きな水牛の角が生えているのと、頭に鉄板ついてる(実際は木製で銀箔が貼ってある)ような見た目だったからなんですが。
頭に鉄板付いてる!!!とテンション上がりました。(※「銀箔押一の谷形兜」と言います。)
特別展示全体を見るとやや関が原合戦にも詳しくなり(ような気がする)、最初の関ヶ原戦陣図屏風を見に戻ると「なるほどこの絵のこの旗はこの武将なのね!」と分かるようになりました。
なので少しは前知識付けてから行く方が楽しいかもしれないです。
寡聞にして武将の旗印には疎かったので…。
ただ午後になるにつれて、展示室がギュウギュウになって来たので、GWには人出がすごいことになっているかもしれません。
日本東西あちこちから重要文化財が集まってきているので、非常に見応えはあります。ぜひぜひ。
あと江戸東京博物館は常設展もオススメです。
実物大の江戸日本橋や、長屋の展示、持ち上げられる千両箱などもあります。
個人的には街の模型が好きなので、江戸の町並みや大名屋敷の模型があるのが楽しいです。
ちなみにこちらは、アイネックス本社からも見える大山の神社の奉納されていた大太刀です。
(江戸東京博物館は特別展の撮影はNGですが、常設展の撮影は許可されています。フラッシュ不可)
下の本と比べると大きさが分かるかと思いますが、本物の刀ではなく木製です。
江戸時代は、大山に木製の大太刀を持って参拝するのが流行っていたそうです。
源頼朝公が平家打倒のために挙兵する際に太刀を納めたのが始まりで、民衆にも広まり、次第にどんどん大きな木刀を持って参拝するのがブームになったとか。
普段窓から見える大山なのに知りませんでした。少し印象が変わりました。
というわけで、子どもから大人まで、オススメな博物館ですよ。
総務部 渡邊