※エイプリルフールですが文中に嘘は含まれておりません

皆さんこんばんは、チームアイネックス・営業企画室の天野です。

春です!
そこかしこで桜は満開、町には新入社員と思しき若いビジネスマンもちらほらと。
私がここ厚木に引っ越してより、通勤ルートで毎日すれ違っていたお子さん連れのお父さん。
幼稚園児と思しき姉弟と手を繋ぎながら歩いてらっしゃいましたが、
ここ数日お父さん独りで寂しそうに歩いているところを見るに、恐らく小学校に上がられたのでしょう。
時の流れの早さを実感致しました。

・・・あれ? でもよく考えたら姉弟一緒に幼稚園を卒業するワケはないですね。
そうするとつまり(検閲)

止め!このハナシは止め!

さて。
本日よりアイネックスも2015年度・第14期に突入です。
と言ってもここ数日は決算に掛かりきりで全員バタバタの毎日なのですが。
ともあれブログの中でくらいはゆっくりしたいので、今日は初心に帰って屋根のハナシでも。

01

茅葺き屋根。
河口湖の資料館(郷?)に観光に行った際に撮影した写真です。
流行りのガルバリウムでも、メジャーなスレートでも、オシャレなシングルでもありません。
日本瓦より遡ること遥か昔、「屋根のご先祖様」と呼ぶべき屋根が、この茅葺き屋根です。
日本昔ばなしでお馴染みですね。

意外かもしれませんが、別に日本の専売特許と言うワケではなく、
建築史を紐解いてみると世界中で使われている屋根だったりします。
なんと西欧では未だ現役。
「茅葺き屋根=金持ちの証」と呼ばれるくらい、高価な屋根なんだそうです。
山に芝刈りに行くお爺さんや川で洗濯をするお婆さんが、
一瞬で上流階級のセレブに早変わりするかと思うと感慨深いものがあります。(無ぇよ

で。
この茅葺き屋根ですが、実際その家に入ってみますと本当に「実感」できるんです。

うわ、全然寒くない。
うわ、ホントに静か。(まぁ、これは山の中だったのもあるのでしょうが)

前者は「断熱性」、後者は「遮音性」。
今を生きる外装建材たちが切磋琢磨して競い合っているこの2つの要素を、
屋根の生き字引のようなこの茅葺き屋根は非常に高いレベルで有しているのです。

植物製で多くはススキが用いられますが、
これらが「煙で燻されると耐久力が増す」という特性があると聞いて、更に驚きました。
そうか。だから茅葺きの家には「囲炉裏」が付き物なのか。
昔の人は本当に凄いと思います。

そんな素晴らしい屋根材が、どうして今日現在、我が国日本で現役を張っていないのか!
・・・まぁ考えるまでも無いですね。
そうです。燃えます。
割と簡単に。
そして盛大に。

それはともかくとして、何にせよ人類の知恵というものは(特に建築分野は)
昔は昔で今の技術に勝るとも劣らないモノがあるのだなぁと感心した次第でございます。

とまぁ、本日はこんなところで。
今年度も私たちチームアイネックスを宜しくお願い申し上げます。

営業企画室 天野

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