本当のコスト

低山であれば冬でも登山にトライします。
チームアイネックス、総務部の佐藤(基)です。

登山をチョイチョイやりはじめたころは「あまり道具にお金を掛けるのはやめよう」などと思っていたわけなのですが、結局は軽アイゼンを買ってしまいました。
1000メートル超程度の丹沢山塊であっても冬はこの程度の装備は必須なのでした。

これが軽アイゼン(マウンテンダックス社製)です。
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冬もバリバリ登りますよ~。

さて、タイトルですが、個人的にしっかりと考えようと心がけていること、ですかね。
例えば登山では、道具の購入費用というのは確かに痛いわけですが、色々やるうちに(はまっていくうちに)どうしても必要であるとか、あった方がより楽しいとか、必要があってのことですから、意外と心理的なインパクトは無いものです(不要な物を買って後悔はするでしょうが)。
それよりも事前準備と事後のケア、という「日々の登山マネジメント」とでも言うべきものに、意外と時間や労力が割かれているなと思います。
まあ、趣味ですからそういったものも楽しみのひとつではあるのですが、簡単なものではないことは確かです。

お金以上に認識しておくべき「本当のコスト」ということで、個人的に最も重要視しているのが「本の置き場所」です。
本という物体は意外と蓄積・保管していくにはやっかいなものでして、生活空間を徐々にしかし確実に浸食してくるのです。
あまりピンとこない感覚かもしれませんが、彼ら(?)は「見えるように保管されなければならない」というやっかいな代物でして、例えば観賞用の模型に近い性質を持っています。
本棚というものは、本の背表紙が見えるように収納するためのものですが、そこが本の「本当のコスト」だと思います。
本好きは基本的に「買って読んだ本は捨てられない」ものです。
なおかつ「何時でも再読できるような配置で保管しなければならない」ので、本の置き場所というものが時間が経過するにつれ(本を1冊1冊買って読んでいくうちに)確実にネックとなるのです。

本棚のスペースは基本壁際となりますが、確実に部屋を一回り狭いものに変えてしまいます。
さらに本の重さを考慮して本棚の配置を決めないと、本の自重で床が凹んでしまいます。
そもそも頑丈な本棚を買わなければ、本棚自体が本の重さで崩壊してしまうのです(これホント)。

そこで起死回生(?)の逆転ホームランを期待して購入したのが、こちらの商品!

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Kindle君「私には私を含む膨大なネットが接合されている・・・、わずかな機能に隷属していたが制約をすて更なる上部構造にシフトするときだ。」

と語りかけてくれているかどうかは分かりませんが、理屈上は本に関して物理的制約から解消された訳です。

しかしながら、肝心の電子書籍の充実という点では日本の電子書籍業界は「まだまだまだまだ」と言わざるを得ないと思います。
私が本の「本当のコスト」から解放されるにはもう少し時間が必要のようです。

以上、総務部の佐藤(基)でした。

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