皆様、こんにちは。
営業部 大久保です。
本日は、展示会で見つけました、優れた屋根材を御紹介致します。
写真の屋根材。一見普通の瓦屋根に見えますが、実はアルミ製なんです。歴史ある商品なので、御存知の方も多いと思いますが、その機能性に改めて注目してみたいと思います。
まず、重量。
大きな地震が発生する度に、屋根の軽量化が叫ばれる昨今ですが、アルミ製であれば当然軽いだろうという事は、皆様容易に想像つくと思います。
粘土瓦と比較しますと約1/3と非常に軽い屋根材となっております。
そして、遮熱・遮音・耐久性。
アルミニウムは熱を蓄積しにくい性質の為、夏場でも粘土瓦同等の温度上昇に抑えらます。
金属屋根材は、雨音を気にされる声も耳にしますが、一般的に「トタン葺き」と呼ばれる、厚さ0.35~0.5mm程度のガルバリウムと比べ、アルミ瓦は厚さ2.5mmと分厚いので、遮音性も必然的に高くなっております。
錆びも発生しないアルミは、抜群の耐久性を誇ります。施工完了後、なんと50年も保証。
さらに、環境。
リサイクルから作られたアルミ合金100%使用。
軽量で、高性能、耐久性があり、環境にも配慮された、私的には最強の屋根材。
ちなみに、木目タイプはグッドデザイン賞も受賞。
しかし、これだけ良い屋根材が何故普及しないのか。
それは、初期投資が高くなる為です。もちろん、ランニングコストを考えれば十分に元を取れるのですが、そこの部分を御理解頂くのが、非常に難しい。営業をしておりますと、その難しさを痛感致します。
確かに、20年後、30年後にお得になりますと言われても・・・。逆に私が営業を受けても、ピンと来ませんから。
今後、技術の発展で、コストが抑えられる事を期待致します。
昨日、今日と急激に涼しくなりました。
皆様、夏の疲れが出易く、体調管理が難しい季節の変わり目ですので、風邪など召されぬよう御自愛下さい。
営業部 大久保