最近よくお会いしますね。
チームアイネックス総務部佐藤です。
8月に入り、この業界の方々は口を開けば「熱中症対策」「熱中症対策」と少々ゲンナリされているのではないでしょうか。
私もただ気を付けろというのは嫌なので、実際に何か役立つ情報提供を試みたいと思います。
今夏中にいくつ提供できるか分かりませんが、第一弾。
よく「夏バテ防止に酸っぱいもの」と言われますが、あれってなぜだかご存じですか?
お酢など酸っぱいものには基本的にクエン酸が多く含まれています。
このクエン酸はビタミンB1の働きを促し、ビタミンB1は体の糖質、脂質、タンパク質を分解してエネルギーを作るのです。
無理矢理車にたとえて言うなら「肉やご飯がガソリンなら、ビタミンがエンジン、クエン酸はスターター」といったところでしょうか。
つまり「体の代謝機能はクエン酸からはじまる」ので、疲れたときは酸っぱいものを取りましょうということになるのです。
とはいっても酸っぱいものというのはなかなか摂取しにくいもの。
そこで個人的におすすめの食べ物を紹介します。
それは「ピクルス」です。
タッパに少量詰めて昼や休憩時にちょいと食べるだけでも随分と違いますよ。
浅漬けなんかと一緒で作るのは簡単です。
【最も簡単な方法・怠け者向け】
1、好きな野菜を適当にぶった切り、タッパに入れる
2、何でもいいからお酢を用意し、水、砂糖、そして塩を混ぜる
※目安は水はお酢と同量かそれ以上、塩は砂糖の1/4~1/5程度で、なめて酸っぱすぎない程度に調整
3、2で作った液体を野菜が浸るまでタッパに入れる
4、タッパを冷蔵庫で保存
以上
【台所にハーブとかあったりする人向け】
・漬け液に少量のハーブを3種以上入れる
(ディル、クミン、キャラウェイ、ローレル、ペッパー系、コリアンダー、カルダモン等、あるやつなんでも)
【美味くなるならもう少し手間かけてもいいよという人向け】
1、鍋でしいたけやマッシュルームなどのキノコとガーリックをそれぞれ千切りにしてオリーブオイルで炒める
2、鍋にお酢、水、砂糖、塩を入れて煮る(沸騰させない程度にしてください)
3、火をとめ、ハーブを入れて粗熱が取れるまで放置(※)
4、漬け汁を野菜が浸るまでタッパに入れる
(※)酸味が苦手な人は果物を入れたり、甘味のあるハーブ(シナモン、ナツメグ、クローブ等)を入れてもよい
とまあ、手間のかけ方が無段階なのも万人向けだと思うのです。
ちなみに最近作ったピクルスがこちら(↓)。
入っているのは茄子(白茄子)、パプリカ(黄)、椎茸の3つです。
写真には撮っていませんが、アスパラでも作ってまして、この時期オススメです。
椎茸のヘタを刻んでオイルで炒め、うま味の元にしています。
使ったハーブは、ローレル、ホワイトペッパー、キャラウェイ、タイム、あたりだったはず。
ちょっとの工夫でも随分と効果のあるものなので、是非試してもらって夏を無事に乗り切ってもらいたいです。
実のところ、本当のオススメはコイツ(↓)だったりします。
ちょっと大きい薬局なら「食用クエン酸」が売ってます。
スポーツドリンク1リットルに3~4gほど混ぜるとちょうどいいですよ。
以上、総務部の佐藤でした。