こんにちは、㈱アイネックス 事業部統括 鈴木です
「労災」
仕事の中で頻繁に出てこられると余り嬉しくない単語なので
日常、目を背けがちですが
我々現場に携わる者にとって一番気にしていなくては
いけない単語だと思っています
労働災害は、中長期的に見ると全産業、建設業とも減少傾向になっています
全産業での労働災害による休業4日以上の死傷災害は
平成22年、平成23年 と2年連続で増加しています
我々が関係している建設業でも一昨年の平成23年は前年より増加しました
昨年の平成24年 に入ってからは、全産業、建設業ともに、死傷者数、死亡者数とも
前年同期を 上回っていて、特に「建設業」での死亡者数は
平成24年11月で前年比18%増加という状況にあります
昨年平成24年10月時点で全産業での休業4日以上 の死傷者数は、68,599人で
前年同期と比べると2,005人(3.0%) の増加となっています
建設業での休業4日以上の死傷者数は13,551人で、
前年同期と比べると 387人(2.9%)の増加となっています。
平成24年の死傷災害発生状況(死亡災害及び休業4日以上の死傷災害)
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平成24年11月時点で
建設業での死亡者数は、288人で、前年同期と比べると
44人(18.0%)の増加となっています
死亡災害を前年に比べて増加数の多いものから順に事故の型別に調べると
墜落・転落によるものが前年より17人増加し、128人となっています
起因物別にみると、屋根・梁・母屋・桁からの墜落・転落が32人と最も多くなっています
足場が21人で、それに次いでいます
増加数が多いものについては、足場が前年より6人増加していて
建築物、構築物が前年より5人増加し、15人となっています
次に、はさまれ、巻き込まれによるものが29人で、前年の19人から10人増加しています
※ 業種、事故の型別死亡災害発生状況(平成23年及び24年)
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弊社も、屋根・外壁工事に携わっていますので「落下事故」に関しては他人ごとではありません
上記資料から見てもわかるとおり、ここ数年事故発生数が増えています
現場管理をしている我々が先頭に立ち「労災事故」が1件も発生しない様
日々の業務に従事して行かなければなりません
毎年行っています弊社の安全大会も来月7月10日例年通りに開催の運びとなりました
年々参加して頂く職人さんの人数も増えています
参加して頂く方の“数”に負けないような内容の濃い大会にすべく
日々「実行委員」の“A野”氏(営業企画室)が企画をねっています
(ダヨネ?、“A野君”)
労災に関しては終わりの無い取り組みとはなりますが
今後とも気を抜かず取り組んで行く所存です
最後に私が気に入っている労災防止に関する標語を書かせてもらいます
《 危険作業 気づいたあなたが なおす人 》
《「まあいいか」 事故につながる 魔の言葉 》
(株)アイネックス 事業部統括 鈴木典人 でした。