ぐらでーしょん

皆さんこんにちは、チームアイネックス・管理部の天野です。

なんやかんやで年の瀬です。
毎年恒例の弊社忘年会も無事終了。ご参加された皆々様に改めて御礼申し上げます。
本年もまことにお世話になりました。

さて、忘年会の中で実施しました抽選会では、
PowerPoint(本来はプレゼン資料を作るためのソフト)でスライド進行しているのですが、

その中で使用している↑のような素材(金とか銀とか銅の金属板っぽい四角形)を
何処で調達しているのか、終わってから方々で質問されることがちょいちょいとありました。

結論から先に言うと、自作です。
と言っても特別な作業をしているワケではなく、ExcelにもPowerPointにも、
標準で「グラデーション」を色づけする機能がありますので、
「A色→B色→C色」の色さえ決めてしまえば、割と簡単にグラデーションを作ることが可能です。

というワケで、今日のお題は「グラデーション作成講座」!
プレゼン資料のちょっとしたアクセントに、綺麗なグラデをコーデしてライバルに差をつけちゃおう☆

……まぁ、私の場合は完全に独学とフィーリングなので参考になるとは思いませんが。(じゃあやるな
ネットの海を色々潜ってみたところ、下記のサイトなんて非常に分かりやすくて勉強になりました。

https://ferret-plus.com/9665

とは言え、金属の光沢グラデとなると若干話が変わってきます。

金属質の物体に光が当たると、
 1.金属そのもの色(金なら金色、銀なら銀色)
 2.「ハイライト」と呼ばれる、光が反射して白くなる部分
 3.「陰」と呼ばれる、グラデーションが濃くなる部分
 4.「反射光」と呼ばれる、奥側から反射して明るくなる部分
の3つの色の違いが発生します。
通常の物体でもこれらの光加減はあります。が、金属の場合はそれが特に際立っているのです。
板状のものより球体の方が分かりやすいので、
パチンコ玉をお持ちの方は試しに机の上にでも玉を置いて、正面からまじまじと観察してみましょう。

この4色を理解した上で、
色のチョイスと順番にさえ気を付ければ、それっぽいグラデーションは完成です。

図解。
Aが基本色(金色)、Bがハイライト(極限まで白に近付けた金色)、
Cは実はAと同じ色(際立って明るいように見えるのは目の錯覚)、
Dが陰(濃い金色)、Eが反射光色。

…という構成。CとDは逆でも良いです。
色選びのコツは、
Bを「何の色も混じってない真っ白」に“してはいけない”点、
Dを「赤や黄系なら焦茶方面」「青や紫ならグレー方面」に寄せるとそれっぽく見える点、
Eは基本色を12色相環上で見た際に、隣に配置されている色(の明るい方)を選ぶと
アクセントとして丁度良いんではないかと思います。
いわゆる「遊び」の色ですので、敢えて本色から外してみると面白い部分です。

尚、金にも色々と種類があります。
ベースはあくまで黄色の延長線ですが、黄色の隣は「橙」と「緑」なので、
どちらの色に寄せるかで風合も変わってきます。
「橙」に寄せると「黄金」色、「緑」に寄せると「レモン系の金」色に近くなります。
前者はともかくとして、後者は何とも説明しづらい色なんですが、
「ブロリー色」と称すれば一部の諸兄は何となくご理解いただけるんじゃないかと思います。

以上、これができれば金でも銀でも銅でもステンレスでも全部応用なのでどんと来い!です。
何だったらソーシャルゲームでお馴染の虹色金属とかもできます。
現実にあんな光り方する金属なんて無いでしょうけど。

 【追記】
  https://matome.naver.jp/odai/2138960270805197301

  あった。お詫びして訂正申し上げます。キレイだなぁ。

一度グラデーションを作ってしまえば、図形だろうが文字だろうが、
ExcelやPowerPointで色が使える部分であれば何にでも適用することが可能なので、
何パターンか作っておくのも良いかもしれません。

お店の広告とかでも購買意欲をそそる目的で、
文字やロゴに光沢金ピカデコレーションしているのは珍しいことではないですし、
皆無意識の中で「キラキラしたもの」が「特別である」という刷り込みがあるのでは、
と個人的には思います。ゴールドクロスとか好きな世代なんで特に。

有難みが薄れるので多用するのも考えものですが、
プレゼン資料の中の「ここぞ」というところで使ってみてはいかがでしょうか!

管理部 天野

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