麗らかな春のお彼岸

今日3月20日は春分の日
お彼岸の中日ですね
昨日、今日と好天に恵まれ
お墓参りに行かれた方も多いと思います
皆さんはどうお過ごしでしょうか?
こんにちは、ゼネラルマネージャ―の鈴木です

と云う事で私も昨日、埼玉迄お墓参りに行ってきました
いやいや混んでましたねー、高速道路
行きも帰りも渋滞にバッチリはまっちゃいました
覚悟はしていましたがやっぱり渋滞は嫌なものです

普段の倍以上の時間を掛けやっと目的地の寺へ到着
いつもは静かなお寺さんもこの時期だけは墓参に来ている方
で賑わっていました
墓参りを済ませ寺務所に帰る旨の挨拶を言いに行ったら
法事のお勤めが終わった住職と会う事が出来て
「お彼岸に」についての話しを聞かせてくれました

年2回ある「お彼岸」とは
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜が同じ時間になる
「春分の日」と「秋分の日」を“中日(なかび)”とした
前後3日間の7日間で行うのだそうです
仏教では、ご先祖様が居る極楽「彼の岸(かのきし・ひがん)」
は遥か西にあって、煩悩や迷いに満ちた我々の居る「此岸(しがん)」
は東にあるとされている様です
太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日と秋分の日が一年を通し
「彼岸(黄泉の国)」と「此岸(現生)」が通じ易くなる日と考えら
れているそうなのでその日にご先祖様を思い供養をするのだそうです
この「お彼岸」ですが日本独特の行事で他国では無いそうです
又、住職の話しでは古来より昼夜の時間が同じで真東から陽が昇るこの
時期に自然の恵みや豊作への祈願・感謝をする祭事が各地であった様で
その祭事と仏教のそれが合わさって今に至ったとか、“八百万の神”信仰
とが合わさって今に至ったとか諸説あるとの話しでした
現在施行されている祝日法で
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
秋分の日は「先祖を敬い、亡き人を偲ぶ日」と定められいる、との事
皆さんご存知でした?祝日にそんな意味が込められている事を・・・
私はお恥ずかしながら知りませんでした。。。。

後、お彼岸の時に食べる「ぼた餅」と「おはぎ」は基本的に同じという話で
春に咲く“牡丹の花”に見立ててこしあんで大きめに作るのを「牡丹餅」
秋の季節に咲く“萩の花”に見立てて粒あんで小さめに作るのを「お萩」
というそうです(これも諸説あるそうです)
どちらにしろ、こちらも農耕文化・神事・仏事がいろいろ混ざり合い現在
に至っている風習であろうという事でした

徳の高いお話し(後半おはぎの話でしたが)を聞いた帰り道に春らしい
菜の花が咲いている土手と今では余り見掛けなくなった護岸工事がされて
いない農耕用水路を見掛けたので写真を撮ってきました(橋も古そうです)

少し暖かくなったとはいえ川の中に動く物は未だ居ませんでした
動物が動き出す春はもう少し先みたいです

大きな物流倉庫が道路を挟んだ向う側で建設中で
真新しい杭が川のほとりに沢山打ってありました
開発という春の方が先に来そうです

それでは 未だ牡丹餅を食べていない鈴木でした。

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